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【備忘録】妊娠、出産、子育てコミニティについて感じたこと

いつもゆうこ博士のわくわく科学教室をご覧頂きありがとうございます。

8月〜11月を目安に、お休みをいただきます。

出産と育児のためです。


今回は、私が感じた「妊娠、出産、子育てコミニティ」について書き留めたいと思います。

目次
1 妊娠まで大変だった話
2 子どもの誕生は人それぞれの関わり方がある
3 アメリカ→日本での不妊治療
4 子育てコミニティがしんどかった
5 こどもが産まれる前に経験できてよかったこと

妊娠までが大変だった

これまで、2回にわたり授かった命が途中で亡くなる経験があります。

とても辛いことでした。


命や死に関しては、自分達ではどうにもできないことがあるということを教えてくれたように思います。


それまでは研究者として仕事ばかりしておいました。

そのため、自分の努力でなんとかなるんじゃないんじゃないか、と思ってました。


「研究者として、もうこれ以上一線では働けないな」と、自然に思ったのが

1回目の出来事でした。

支えてくれた友達


2回目の時は、アメリカに住んでいました。


病院の先生が、本当に親身に話を聞いてくれたことが印象に残っています。

私は、Yale Universityの病院にかかっていました。

ドクターの診察は、握手で始まり、握手で終わる、対話がメインでした。

とはいえ、予約を取るのが必ず電話で大変でしたが。


   Yale Health Center ここにめちゃくちゃ通いました。


また、支えになってくれたのは、ESL(English as a Second Language)クラスの友達でした。


英語がめちゃくちゃできるわけではありませんが、本当に皆が親身になって、

「大丈夫だよ」「私もね」「絶対大丈夫だよ」

と、手をとってくれました。

この辺りでも、言葉じゃないんだなあ〜としみじみ感じました。

みんな優しかった。

New Haven Free Public Library の英語のクラスで出会った友達

    写真に写る友達はみんなチリ出身者

子どもの誕生は人それぞれの関わり方がある

とても辛い経験でしたが、それを通じて、


「妊娠出産は当たり前ではなく、どの女性も不安や一筋縄でいかない問題を抱えてるんだ」

とわかったことは、財産になりました。

排卵しないため妊娠を望めないチリの友達

この子は、お母さんと子どものサポートに人生をかけよう、と決めているそうです。

結婚しパートナーがいる子もいれば、そうでない子もいました。

精子と卵子の相性が悪く何度も流産を繰り返し、

医者には子供を望むのであればパートナーを変えた方がいいと言われた夫婦。

何度もチャレンジしたのち、生まれた子どもが私の友達でした。

トルコ出身のママでした。

本人の血液の問題で、子どもを望まないカップルもいました。


妊娠してからも、出産までずっと不安な要素があった話をしてくれたり。

住んでいた州では同性婚が認められていたため、女性で結婚し、

養子をとる家庭もあったり。 LGBT+Qに関してはアメリカに行って初めて知り、価値観が育ちました。

これだけでも、アメリカに住んで良かったなと思います。

当たり前なんですが、女性が妊娠し、出産する過程は

宗教の違いや、国籍は関係なく、共通の話なんだなと感じました。


アメリカ→日本での不妊治療

コロナの真っ只中で、アメリカで流産の原因を調べるために、何度も病院に通いました。

英語がよくわからず、謎の検査が多かったですが、

日本に帰国した時に、病院から要求された、数値や検査は全ておこなっていました。


今ではいい思い出ですし、徹底的に検査してもらって結果的に良かったです。


なぜか途中から違うYale キャンパスの病院?に通うことになり、

医者になぜか?と聞いても、「なぜだろう?」と言われたのも今となってはいい思い出です。

診察には全てInterpreterがつき、日本語で説明してもらいました。


そして、日本に帰国したのち、本格的に不妊治療を始めました。


   途中から通った Yale West Campas. のどかでした。   


「子育てコミニティ」という言葉がしんどかった

こどもやお母さんたちに接するのが時に、時に辛いこともありました。


特に、お母さんたちが子どもの話をずっとしている話を聞いてるのが本当に辛かった。


「ママ」「ママのための」「子育てコミニティ」という

言葉もとてもしんどかったように思います。


「結婚」もそうですが、割とセンシティブに捉える場合がある、

ということを知れたこともよかったなと思います。


「子供がいる」ということで、ざくっと生き方や人を選別されているように思え、

しんどかったです。


が、この経験も、今後の活動に活かしていけると思います。

こどもが生まれる前に経験できてよかったこと

一方で、科学教室の活動を通じて、

こどもの発達や、いろんな親の価値観があること、
教育には正解がないこと、現代の教育について俯瞰してみれたこと、
などは本当によかったなと思います。

こどもの教育に真剣に向き合ってる方々と知り合いになれたのも、財産になりました。

特に、

子どもの発達の速度は様々で、教育には時間がかかる、と確信できました。

これは、忘れずにやっていきたいと思います。


あくまでも、知識や私が経験しとを通じて思ったことなので、自分の子育てに活かしていけるかはわかりませんが。


地域の人とあいさつができるつながりができた

また、地域での活動で声をかけてくれる方々がすでにいることは、

本当に支えになっています。


老若男女?とわず、あいさつしていただける方がいるのは本当に嬉し。


特別なことではなく、「こんにちは」「いつ生まれるの?」「楽しみだね」

と一言あいさつを交わせるのが嬉しいです。


地域で子育てをする、というのは、場所を作ることや、特別なイベントをすることではなく、声をかけらえることなんだな〜と体感しています。

      子供にお菓子を配る



さて、長くなりましたが、しばらくお休みいただき、

また、子どもたちのわくわくを引き出せるようなクラスを目指してやっていきたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

2022年8月5日 ゆうこ博士





Hands-on Steam class in New Haven from Japan

国際交流のクラス


Origami Artist Instagram: https://www.instagram.com/gyudonart/


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