top of page

【元研究者の目線】研究者を辞めてから気づいた、研究者が思う教育と社会のニーズのギャップ

こんにちは、ゆうこです。


研究者をやめてから気づいた、研究者の世界と社会のギャップを絵に描いてみました。

あくまでも私の個人の目線です。


  • 私が研究者としてみてきた社会は、自分が思ってたよりも狭い世界を見ていたのだな〜、というのが率直な感想です。


  • 「科学」「宇宙」と聞いて、無条件でわくわくする人って思ってたよりもめちゃくちゃ少ないんだな!というのも思いました。


研究をやっていた時も、自分なりに自分の研究をかみくだいて、社会にアウトプットしてきたつもりでした。


実際には、

科学館や研究所のの一般講演会で講演したり、高校生向けに話させていただく機会もありあました

科学をテーマにした団体でボランティアにも長く、関わらせてもらいました。


しかしすでに、「科学が好き」「宇宙に興味がある」という選別がすでにかかっており、

ほんの一部の方にアウトプットしていたんだな〜、と、はじめて気付きました。

図の中に示す「科学にすごく興味がある人+自ら学びとる人」を見ていたのだな!と。


すごくハッと!したし、研究辞めなかったら気づきはなかったと思います。


私は極端に視野が狭くなるタイプで、過去約5年は、実際に宇宙実験を断続的に行なっていたので、周りを見る余裕もなかったです。(とにかく忙しかった)


研究者でとても視野の広い方はたくさんいます。

ベンチャーを立ち上げたり、社会のニーズとマッチするように研究をしていてほんと素晴らしいな、と思います。



研究者をやめた私が、科学の面白さを誰に届けられるか


私が行っている、わくわく科学教室では、図の中にある、「科学?何それ?=科学に全く興味ない」層にアプローチするのは、自分の力では難しいと感じました。


「科学になんとなく興味がある」層の方々にも、

科学の面白さにわくわくしてもらいたい!という気持ちはあきらめくないな〜と思います。


ただ、研究者として12年以上やってきた私には、「科学になんとなく興味がある」層の方々に、どういう切り口でお話ししたらわくわくしてもらえるかが、すっごく難しいです。


研究と教育をつなぐかなめは、小学校の中学校の先生、ご家庭で実際に子供を育ててるお父さんお母さん、保育士の先生、塾の先生の方なのかなと思っています。


実際に元教員の西村奈美さんと一緒にクラスを行っていてほんと、刺激をいただいてます。 どういう形が、研究の世界と、科学にどっぷり使っていない世間とをつなげるか模索中です。

少しでも共感したり、お前の考えは違うぞ!、自分ならこうする、など考えあればコメントいただけると嬉しいです。


YUKO


【絶賛クラス募集中!】 2020/11/02(月) 20:00-21:00JST 【宇宙飛行士野口聡一さん SpaceX搭乗&ISSミッション応援企画 】

🚀ロケットはどうして宇宙に行けるの?

お申し込みはPeatixへ

わくわく科学教室 SNS フォロー、いいね嬉しいです!

閲覧数:136回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentarios


bottom of page